足裏から健康に

こんにちは!たまプラーザのピラティス8-LAYERS 代表のYAEです。
実は、昨年末に足の甲の痛みがあり病院に行きました。疲労骨折の可能性もあるとのことでMRIも撮りましたが今回は大丈夫でした。
痛みの原因として、お医者様からは扁平足を指摘されました。バレエやトレーニングをして、マスターストレッチのトレーナー資格も持っているのに、大変お恥ずかしいのですが・・・自分への戒めの意味も含めて今回は足裏のトレーニングの重要性についてお伝えしたいと思います。
ピラティスを行う際、身体全体をバランスよく使うことが大切です。その基盤となるのが「足裏」です。足裏は、私たちの身体を支える土台であり、歩行や姿勢に深く関わっています。足裏を鍛えることで、ピラティスの効果が高まるだけでなく、日常生活の動きや健康にも良い影響を与えることができます。
1. 足裏の役割と重要性
足裏には多くの神経が集中しており、体のバランスを保つための感覚器官として働いています。足裏がしっかりと機能していないと、姿勢が崩れたり、体の他の部位に無理な負担がかかり、結果的に痛みや不調が出ることがあります。特に、ピラティスで行うエクササイズでは、足元の安定性が動作の精度に大きく影響します。
2. 足裏を鍛えるメリット
足裏の筋力が向上すると、以下のような効果が期待できます。
- 姿勢改善
足裏がしっかりと床に接地することで、重心が安定し、姿勢が改善されます。これにより、背中や肩への負担も軽減され、身体全体がリラックスしやすくなります。 - 足の形の改善
足首を通してふくらはぎまで着いている筋肉もあるため、足の形が整い美脚に。 - バランス力の向上
足裏の筋肉が強化されることで、バランスを取りやすくなります。ピラティスのポーズや動作が安定し、より効果的に体幹を使うことができます。 - 足のトラブル予防
足裏の筋力低下は、足の痛みや膝の不調、腰痛などを引き起こす原因になります。足裏を鍛えることで、こうしたトラブルを予防できます。
3. ピラティスでの足裏トレーニング
ピラティスのエクササイズの中でも、足裏を意識して動くことができるものがいくつかあります。例えば、次のようなエクササイズです:
- 足指グリップエクササイズ
床に座り、足の指でタオルや小さな物を拾い上げることで、足裏の筋肉を強化します。足指を意識的に動かすことが、足裏の感覚を鋭くし、筋力向上に繋がります。 - ローリングボールエクササイズ
ピラティス用の小さなボールを足裏で転がすことで、足裏のマッサージと筋力強化を同時に行います。足裏の感覚を高めることができ、血行促進にも効果的です。 - 足底筋トレ
両足を平行にして立ち、つま先を少し外側に向け、かかとを上げ下げする動作を繰り返すことで、足裏の筋肉が鍛えられます。


ポールを使って母指球・小指球をしっかり踏ながら足裏を使う練習
やってみると意外と踏めないのを実感します
4. 日常生活での足裏ケア
ピラティスのクラスで足裏を意識することも大切ですが、日常生活でも足裏ケアを続けることが重要です。例えば、裸足で歩く時間を意識的に増やしたり、足裏のストレッチやマッサージを取り入れると良いでしょう。現代社会では舗装された平坦な道路しか歩く機会がありませんので、バランスディスクなどで意図的に不安定な状態を作り足裏のセンサーを活性化させることも大事です。定期的に足裏をケアすることで、健康な足元が保たれ、体全体の調子も整います。
5. 足裏トレーニングのまとめ



バレエ科でRADのヘザー先生から一番最初に教えていただいたのは「足裏を鍛えるエクササイズ」でした。色々な方法で楽しみながらトレーニングをしてみてくださいね!
当サロンでは、ピラティスのエクササイズの中で足裏の意識を高めることにも力を入れています。例えば、立位のエクササイズでは、足裏のアーチを意識しながら体幹を安定させる方法をお伝えしています。足裏を使う感覚を身につけることで、より効果的にピラティスを行うことができます。足裏のトレーニングを取り入れることで、全身のバランスや姿勢が整い、ピラティスの効果も倍増します。普段の生活や運動において、足裏を意識することが身体の健康を支える第一歩となります。ぜひ、日常的に簡単な足裏トレーニングを取り入れて、健やかな身体作りを目指しましょう。

